子ども達が安心して笑顔を絶やさず、楽しく暮らせるために。|日本こども福祉支援協議会

子ども達にとって楽しみにしていた夏休みのはずなのに。

この夏の時期、児童養護施設の先生から話しを伺うことが多く、
今年の夏休みも親元に帰れない、帰せない子どもがほぼ全員とおっしゃいます。
帰れたとしても1泊2日…。理由は、親御さんが1日なら…とおっしゃるからだそうです。

子ども達にとって大切な夏休みだからこそ、少しでも楽しい夏休みにしてあげたい!

子ども達のために、お出かけの企画を立てていらっしゃるようですが、
これらの費用はほぼ全て、寄付によるものです。
自腹を切られてる先生方も施設にはたくさんいらっしゃいます。

また、まだまだ放っておけない子がいるから。と定年されている先生でも、
施設にいつもいらっしゃる方もいらっしゃいます。
卒業生に対しても個人的に連絡を取ってあげたりなど、
本当の親御さん以上に色々と心配をして、密に接しています。

こども達にとって、少しでも楽しい夏休みを!という気持ちで、
先生方はいつも色々な計画をされてますが、
ここ数年の猛暑でプールくらいしか行けなかったり…。

それでも、出かけた時の子ども達のキラキラした笑顔
何にも変えられないとおっしゃっておりました。

練馬区から少しづつ動き始めていること。

支援先さんには、皆さまからお預かりした大切なお金なので、
何に使っていただいているのかを、毎月お手紙でお知らせしております。

そのお手紙を読むのが本当に毎月の楽しみの一つになっています。
これも全てご支援いただいてる皆様のおかげです。
(こどもの姿が写っているものもあるので本文にはなかなか載せられないのが残念ですが…)

中には、親御さんに居場所を教えていない子もいます。
それは児相判断で面会も電話も禁止されており酷い虐待やネグレクトがあった場合や、
子ども自身が拒否した場合どこの施設にいるのかは教えることができません。

先生方や児相の方々は、こどもを守るのにも必死です。
こども達にとっては親代わりであり唯一の居場所です。里親に行く子はほんの一部です。

ほとんどの子は高校卒業まで過ごしますが、以前こちらにも活動報告した、
練馬羽ばたくプロジェクトは練馬区への寄付金で今年度から実現しました!
練馬区長の前川さんは以前からこのような事を実現したいと発信しておりました。

今は練馬区だけですが、これがいずれ全国へ広がる事が実現すればという思いです。
次回は、現在企画中のことについてお話しさせていただきます!

さいごに

どんな些細な事でも構いません。お一人で抱え込まず、
いつでもお電話、メールをいただければと思います。
下記ボタンを押してお問い合わせフォームからもご連絡できます。

当団体は東京都の練馬区ですが、遠い地域の方でももちろん構いません。
お気軽にご相談ください。