メンバー MEMBER

理事長 久保田 理瑛子

長年、ボランティア活動をする母を近くで見て、色々な話を聞き、
主に難病のこどもの支援をしていたのですがこども達の支援をする母を見て
本当に自慢の母だと思っています。

私自身、国の難病指定の病気を持っています。
発症したのは大人になってからですが、まだ20代でそこから
過酷といわれる治療、入院、通院の繰り返しでした。

辛さや痛さは比べるものではないと思っていますが、
こどもの場合はもっと不安だったり、親御さんは本当に変わってあげたいと思う
お気持ちだと、難病のお子さんをお持ちの親御さんから聴いた事もあります。

個人で出来るサポートには限界がありますが、お一人お一人のご支援が大きな力となり、
一人でも難病のこども、児童養護施にいるこども、貧困のこどもが
少しでも笑顔になれる時間が増える様にと、当団体を立ち上げました。

昨今、目を背けたくなるような残酷なこどもの事件も多く思います。
それらの全てを防ぐことは中々難しい問題ではありますが、
地域、国全体でこどもを育てていく、という気持ちです。
養護施設へ支援の際に訪問させて頂いておりますが、そのこども達は、
みんな自分のこどものだという気持ちで活動をしております。

当団体のボランティアメンバーには、福祉の教員をしていたり、元裁判官もおります。
子育ての事や、お困りごと、ネットでしか相談出来ないような事など、
どんなご相談でも結構です。今後とも何卒宜しくお願い致します。

理事 神蔵 るみ

私達は長年に難病、障がいをお持ちのこども達の支援をするために、
街頭募金を続けそのこども達、そしてその親御さんと接してさせて頂いて来ました。
その中で、沢山のお言葉を沢山の方々から頂き、現実を突きつけられました。
そして、募金箱にご支援して下さった方々の愛情と思いやりの心も充分に感じる事が出来ました。

しかし、僅かな少人数での活動ではこども達を支援出来たのは僅かなものでした。
私達は、ご支援くださる方々の善意の輪が広がり少しでも多くのこども達に
支援の手を差し伸べていける様に今回当団体を立ち上げ、
ネット上でのご支援を募れるように、ネット基金を立ち上げました。

ネット上であっても、みんながフォークダンスを踊るように、
手を繋ぎ輪を作っていきたいと思っております。
輪の中には、難病や障がいを持ったこども達、親御さんと離れて暮らしているこども達、
その他様々な苦境の中にいるこども達、そのこども達の親御さん、
そしてそのこども達をご支援して下さるお心をお持ちの方々にも、
優しい社会であって欲しい、みんなで心を一つにして輪を作って行けたらと思います。

そしていつか、その輪が大きくなり1人でも多くのこどもを見守っていきたいと思います。

事務 杉森 麻希

幼少期よりピアノを習い始め、音楽学部のある大学で声楽を中心に勉強してきました。
妊娠・出産をきっかけに幼児教育にも興味を抱き、福祉大学通信課により幼児教育、
障がい児療育の勉強をはじめました。

仕事と勉強、育児を進めていた途中で自身の脳腫瘍が分かり、
仕事と通信課程の勉強を一時中断して治療に専念しました。
無事治療を終えた後、念願の教育の現場に進み始めることができました。

初めは義務教育課程にて音楽科を教えていましたが、
療育の道に進みたい気持ちが大きかったため、
その後は特別支援学校や未就学児の療育施設で働いてきました。

後に幼稚園でも働きましたが、一人ひとりに向き合うことができる療育現場に戻りたい
気持ちが大きく、放課後デイサービスの現場で療育や支援もしてきました。
それぞれの現場でお子さんたちと楽しく関われたこと、
保護者の方々とも関わることができ、生きがいを感じることができました。

病気になったことで多くの経験をしました。周りのサポートの大切さを実感したこと、
当事者の気持ちや葛藤、気持ちの整理など、自分が感じてきたことを糧に
お子さんや保護者の方々とかかわりを持ってきました。

また、障がいのあるお子さんを育てていらっしゃる保護者の方々と
関わってきたことで療育への気持が増長され、益々この道が好きになりました。

初めは義務教育課程にて音楽科を教えていましたが、
療育の道に進みたい気持ちが大きかったため、
その後は特別支援学校や未就学児の療育施設で働いてきました。

よく「病気や障がいのことを理解して」という文言を見聞きしますが、
それは基礎知識にすぎません。

十人十色というように、同じ疾患を抱えていても皆同じではありません。
ですので、目の前のお子さんを見て、かかわっていきたいと私は思っています。

顧問、練馬区議会議員 志茂田 玲

『今』を生きるこどもたちへの支援をどうするか。

日本を牽引する東京。人口は1,400万人を超える大都会ですが、
都内には社会的養育を必要とするこどもたちが4,000人いるといわれています。

核家族化が進み共働きが増えるなか、こどもひとり一人に寄り添った支援を
と叫ばれますが、何がこどもたちにとって必要な支援なのか。
この間、国や自治体も様々な形で支援に努めていますが、
抜本的な対策を打てているかというと疑問は拭えません。

疑問を抱えながらも『私たちがする支援は本当にこども達の為になっているのか』と、
自問自答しつつ、常に現場に身を置き寄り添い続けることは重要で、
そのための活動は継続していかなければなりません。

一個人としても里親認定を受け、ケアリーバーの受け入れを行っていますが、
こどもに関する悩みはつきません。

一人ではなく、地域や社会で子育てをする時代になっていると思い、
日本こども福祉支援協議会へ微力ながらも賛同し、
応援をしつつも時にはご支援をいただいております。

ひとりでも多くの皆さまとともに『子どものQOL向上』を目指し、
取り組んでいきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

団体情報 ORGANIZATION

名称

一般社団法人 日本こども福祉支援協議会

理事長

久保田理瑛子

理事

神蔵るみ

事務

杉森麻希

顧問

しもだ玲

設立

2022年11月17日

TEL

03-6796-8094(事務所)

住所

2023年事務所設立次第掲載予定