NPO板橋こども食堂へ訪問

三月も天候が優れない日が多かったですが出来る日は、変わらず活動させて頂いております!

三月は支援先である、NPO板橋こども食堂さんへお邪魔させて頂きました!
こちらはほとんど毎日、袋詰めにしたご飯やおやつをこども達へ無料で配布しています。
(予約制で母子家庭の日等もあります)

表には、女子学生1人1つまでで生理用品も配布してされてました!(以前心無い方が、生理用品だけ段ボールごと持って行ってしまった事もあるそうです…)本当に困っている方への、支援の1つなので絶対に辞めて頂きたいです。
そちらで偶然、ボランティアで訪れていた高校生とその先生にお会いすることが出来ました。男子高校生が外で立っていたので、利用者さんかな?と思い、声をかけると「ボランティアです」との事。ボランティアって学生のうちじゃないと出来ないじゃないですか!とお話ししてくれました。
その後、お店の前で女子高生と合流し、高校と大学で非常勤でお仕事されている先生も合流されました。
話を聞かせてもらうと、女の子が自らこちらのこども食堂を探して電話をしてボランティアさせて下さい!とお願いしたそうです!

また、私達が外に出ていると車が止まりました。運転席にはお父さんが待っていて中から小学低学年の女の子がお母さんと降りてきました。以前、こちらのこども食堂をやられている中島さんが大塚駅で街頭募金されているところを通りかかりましたが、その女の子はどうしても自分のお小遣いで募金したい!とその時はお小遣いを持ってきていなかったので、と、わざわざ車で来て千円札を何枚か自分のお財布から出していました。普段、お店では一切募金活動は中島さんはしておりません。

しかし、この女の子が持ってきてくれたため募金箱を取り出し女の子は恥ずかしそうに、自分のお小遣いを入れてました。
この女の子にとってはすごく大金だったと思います。大塚駅で会った時にお母さんに、お願いも出来たと思います、それでもどうしても自分のお小遣いじゃないと嫌だと強い思いで、ご両親にお願いして車で来てくれていました。

こどもが、こどもを支援する。なかなか出来る事ではありません。以前の活動報告にも、記載しましたが最近は、小さなお子さんが親御さんにお願いして募金をしてくれたり、自分のお財布から出してくれる小さいお子さんもおります。

支援者様から、子供服や絵本、雑貨などもご寄付頂きそちらもこども食堂の方へ寄付させて頂きました。C様、本当に有難う御座います!
(1人1つまでで、配布して頂きます!)
当団体は、ご寄付と伊予柑10キロを差し入れさせて頂きました。

この様な活動を私達が出来ているのも全て善意でご支援頂いている皆様のおかげです。
本当に頭が上がりません。有難う御座います。

写真にある、【おやつ代】というのは中島さんが200円から500円ほど入れてお渡ししております。
訪問した際には、ご近所の方々から差し入れもありました!

元々はケーキ屋さんをされていた方がご自宅で可愛いカップケーキを作り50個程ご支援で置いていって下さいました、他にもお菓子をケースで買われたのをご支援されておられる方もいらっしゃいました。

色んなお話を以前から中島さんに伺いましたが、一番印象にあるお話しとして…
17歳の男子高校生が1人でこども食堂へ来たそうです。その時、今日僕誕生日なんです。と聞いたので中島さんはケーキ屋さんへ走ってケーキを買いに行かれました。
その男の子は17年間一度も誕生日ケーキを食べたことがなかったそうです。
泣きながらその子は、ケーキを食べて中島さんへ感謝を伝えたそうです。

長くなってしまいましたが、今後も地道に活動し1人でも多くのこどもを助けられる事が出来たら…と思っております。

また、クラウドファンディングのシンカブルでも当団体の支援をお願いしております。

写真は、当団体顧問の、練馬区議会議員志茂田議員と、当団体ボランティアスタッフさん、ボランティアでいらしていた高校生2人とその先生、公益社団法人東京青年会議所練馬支部の委員長の庄司さん、こども食堂の中島さんとお店のママさんです!(夜は日曜日以外カラオケ居酒屋をされています)

新年度が始まります。
児童養護施設さんへは、春休みに親元へ帰れないこどもとディズニーランドへ行かせて頂くためにご寄付を活用させて頂きます。とご連絡頂きました。

別れと出会いの時期ですが、こども達が1人でも多く笑顔で過ごせる様今後とも活動して参りますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。